2020年7月より、改修工事のため休館に入った南分館。「棚にあった本はどこへ行っちゃったの?」と多くの方からご質問を受けます。そんな疑問に答えるべく、今回は休館後の南分館の様子をご紹介します。
南分館には約11万冊の本があります。休館に入った日の時点で貸し出しされている南分館の本は1~2万冊。残る約10万冊の本をすべて運び出します。
大量のダンボールが運び込まれてきました。何箱あるんでしょうね。
業者さんの手によりどんどん箱詰めされ、外のトラックに積み込まれます。
数日かけて全ての本が箱詰めされました。その後棚や色んな機器とともに保管場所に運び込まれます。
これで南分館の中はスッキリからっぽ。
・・・それでは今貸し出しになっている南分館の本はどうなるのでしょう?
返却ポストや他の分館に返された本は全て本館ことば蔵に集められ、返却処理を経て箱詰めされます。
南分館の本棚に戻す際わかりやすいようにコーナー名と請求記号(背ラベルの番号)が書いてあります。
ある程度たまったら車に積み込み、職員で保管場所に運びます。
これがなかなかの重労働。本ってとっても重いのです。
来年の再オープンを待ちながら、本はしばしここでお休みです。
他にも「職員は休館中何をしているの?」といったご質問もちらほらいただきます。どんなことをしているのか、またここでご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに。